- 書籍名
- 折々のギャ句(グ)辞典
- 発行日
- 2010/12/1
- 価格
- 1512円
- 発行所
- 創風社出版
- ISBN-10
- 4860371518
- ISBN-13
- 978-4860371517
紹介文
古今東西の名句を1音変えてみると、愕然と意味が変わる?!「最小の音変換による最大の意味変換」を狙う知的遊びであります。あれやこれや連載中の思い出深いギャ句の数々が「辞典」 というカタチをとって、改めての爆笑御目見え!
古今東西の名句を1音変えてみると、愕然と意味が変わる?!「最小の音変換による最大の意味変換」を狙う知的遊びであります。あれやこれや連載中の思い出深いギャ句の数々が「辞典」 というカタチをとって、改めての爆笑御目見え!
『ぎぎ・ぐぐ』ゴンズイ科の海水魚。胸鰭の棘を動かして「ぎぎ」「ぐぐ」と鳴く。『オランダ雉隠』アスパラガス。ちなみにブロッコリは『子持花椰菜』である。『われから』藻に鳴く虫といわれる、謎多き虫。『雪坊主』雪国の妖怪。『大根祝う』鏡餅の上に輪切りの大根を飾る、元日の宮中の風習。―消えゆく季語に新たな命を吹き込む読み物辞典。超絶季語続出の第二弾。
「亀鳴く」春の夕暮れ、オス亀がメスを慕って鳴くという空想的季語。勿論亀は鳴かない。
「毒消売」越後や越中から来る行商の薬売り。「夜這星」流星の別称。
「竃猫」竃にもぐり、暖をとろうとする猫…季節感が大きくずれたり、風習が廃れたりして消えていくたくさんの季語。
そんな「絶滅寸前」の季語たちの持つ豊饒な世界を紹介し、新しい命を吹き込む読み物辞典。
※
楽しくないと俳句じゃない!「句会ライブ」や「俳句甲子園」など、俳句に関する新しい試みを、つぎつぎに生み出す俳人、夏井いつき。
俳句を知れば世界が変わる!そんな思いを胸に全国を駆けめぐる著者と出会いの物語。
俳句集団「いつき組」組長・夏井いつきの痛快エッセー。
愛媛新聞「四季録」、えひめ雑誌「スパイシーママ」の連載から選りすぐった72編を、10年を経て1冊にまとめた。俳人としてだけでなく、元教員・主婦・母親の目線から、身辺の出来事を多角的に切り取る。若者にまですそ野を広げた「俳句甲子園」や「句会ライブ」を企画・開催するなど、「楽しくないと俳句じゃないぜ!」をモットーに、エネルギッシュな活動を続ける著者の原点とも言えるエッセー集。
救急車に担ぎ込まれたり、ハーフマラソンに出場したり……。笑いと涙の日常を、俳句をちりばめて生き生きと描く。
テレビや小・中・高校で行った俳句の授業をライブ感覚で公開する。
言葉の魅力、コミュニケーションの楽しさを伝える「総合的な学習」の一単元として「俳句」の活用を提案する。
俳句の伝道師・夏井いつき隊長率いる吟行隊が、凧揚げ会場・競輪場・酒蔵・温泉等、思いもよらないところに出没する。
俳句の楽しさが満喫できるユニークな吟行記。俳句新聞『子規新報』連載記事。